環球時報の社説
を読んでいたら、こんな言葉が出てきた。
という意味だそうだ。
まさに現在の米中の行く末という感じのことばだ。
社説にはこんな言葉も出てきた。
「四不一无意」
美方不寻求“新冷战”，不寻求改变中国的体制，不寻求强化同盟关系反对中国，不支持“台独”，无意同中国发生冲突对抗。
ということだそうで、
アメリカは「新冷戦」、「中国の体制変革」、「同盟関係を強化して中国に反対する」ことを望まず、「台湾独立」を支持せず、「中国との衝突」する意図はない。
という内容らしい。
バイデンがこんなことを言ったのだそうだ。
それはそれとして、
社説の題目を見て感じるのは
ハワイのあたりで中国とアメリカが太平洋を分割して支配するという習近平がオバマにしたという第3列島線提案。
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第2期トランプ政権ならそれに応じるかもしれないと
ちょっと考えたりするのであった。
というか、孤立主義のトランプに対応するため、
日本もそれに乗るんじゃないかと。
どうやら中国の景気減速というのは
マスコミが騒いでいるだけではなく
実際に様々な面で影響が出ているようだ。
「横店影視城」という撮影所というか
よくはわからないが太秦映画村より大規模なものがあるようだ。
そこで
临时演员＝临演（アルバイト俳優）
群演＝群众演员（エキストラ）
の時給が15元から13.5元に引き下げられたという。
夢を抱いてそこに集った若者たちは
タコ部屋（大通铺）
のような生活をして
三度の食事や住むところにも事欠く状態らしい。
日本でも芸人を目指してそういう生活をしているエピソードを
よく聞くけど。
まだ戦争に送り出されるよりマシなのか。
久しぶりにこの言葉を見たような気がする。
「四人帮（四人組）」
毛沢東独裁の「虎の威を借る」その取り巻きの連中
のことだったのだが、
「新四人帮」は
現在世界秩序を揺るがしている独裁者たち
プーチン（ロシア）、習近平（中国）、ハメネイ師（イラン）、金正恩（北朝鮮）のことを言っているらしい。（今のところ、Voice of Americaでのみ用いられているようだ）
きっともうしばらくすれば「五人帮」の出来上がり、ということになりそうだ。
ロシアに限らず、独裁者葉が支配する国々では、
「独裁は自由よりマシ」
と思われているようだ。
中国だって、北朝鮮だって、かの独裁者がいなければ、国中が混乱状態に陥ることは必至。だから独裁者の方がマシ、ということらしい。
アメリカが独裁国家になったら、これはもう第三次世界大戦を招くのは間違いないところなのだが、それでもその国民は「勝てばいいんだろ」ぐらいにしか思っていないのかもしれない。
それでも北朝鮮兵たちがロシアで数を減らすことになれば、逆の意味で朝鮮半島の不安定化を招くことになるかもしれない。
どうやら太平洋の向こう側ではまたしても
ガラスの天井
ポピュリズムの台頭
という結果になるらしい。
なんだか最近はやりの配信ドラマ「極悪女王」を思い出させるような展開。
こちらがルールに則って、相手の中傷などせずに、政策で勝負して（いるとも思えないが）いても、相手は凶器を使ってルール無視でやってこられたらひとたまりもない、といった感じ。
なんだかウソやダマしや暴力的なテクニックばかりで
やっていることが子供じみていると思えるが
それにまんまと乗せられる国民のレベルも低下しているとしか言いようがない。
候補者本人が子どもだから、ちっちゃな男の子と同じ精神年齢だから、
「悪いこと」が面白くてしょうがないようだ。
こんな本を読んで、何とかならないかと考えてみようと思ったが、
要するにポピュリズムは「幼児化」、「退行」の表れのような気がするので、
考えるのもバカらしい。
ただ、この大統領選の結果はこちらの国にも大きな影響を及ぼすのは必至だから、
何とかしたいところなのだが、
「部外者」にはどうしようもないのだ。
「部内者」にさえ手の施しようがないのだから。
残された手段はただ一つ。
地震や豪雨などの自然災害だと思って
世の中がひっくり返ろうと
どこかの国に侵略されようと
それは仕方のないことだと思って
諦めるしかない、ということだろう。
